みずもん

多動力を肯定するブログ

ファンクラブの作り方

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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継続課金型コミュニティ設計・管理

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強烈なカリスマと仕事をする者同士の有意義な懇談

「ファンクラブ 作り方」で検索すると
人もお金も流れ込んでくる
みたいなサイトが上位に表示されました。

そんなイメージ嫌だな!と思い
鉄槌を下すことにしました。

 

そういうおっさん世代っぽい
「達成」「快楽」の追求は
先細りなので

「良好な人間関係」「意味合い」「没頭」
を求める私たち若者(!)の価値観で
順序立てて説明していきます。

 

ファンクラブを作る上で
想像しておかなければならないことは3つ。

①作る
②育てる
③続ける

ある程度の長期的な視点に立って
ファンクラブを作るための作業を
「設計」とここでは呼びましょう。

 

ファンクラブは設計が9割

会員募集・会員へのサービス提供・情報の管理・・・
やるべきことがいっぱいで
頭がパンクしちゃいそうではないですか?

ご安心ください。

ファンクラブにおいて、設計がすべてであり、
ファンクラブとは、そもそも勝手にうまくいくものです。

設計さえミスらなければ。

 

ファンクラブの目的で一番大事な事

最初に考えなくてはならないのが
ファンクラブの存在意義。
特に、何のためにファンクラブをやるのか?です。

これは大きく分けると
・自分の得られるもの
・会員の得られるもの
の両方が大事です。

ですが、特に大事なのは
「自分」が何を得ようとするのかです。

 

お金なのか、お金に代わる何かなのか。
両方でもいいので、明確にしておくことが大事です。

 

ファンクラブで最初に設計すること

目的の次に大事なことは
意外に思われるかもしれませんが
会員数と月会費の設計です。

ファンクラブにすることのメリットとして
もっとも大きいのが固定月額です。
サブスクリプションモデルなどとも呼ばれますね。

 

会員数 × 月額によっては
自分のリソースを十分に割けないこともありますし
サブスクリプションは継続が強みなのに
存続自体ができないことにもなりかねません。

 

多くの人がここを誤解しています。

私には何ができるだろう? → これくらい取れる

このやり方で、毎月赤字なりやめるにやめられないと
悩んでいる人は非常に多くいます。

逆です。

この金額で設計する → 見合う品質を提供する

 

ファンクラブはファンと共に育っていく

設計の部分、特に目的、とも直結することですが、
ファンクラブの方向性で運命を分ける大きな分かれ道があります。

それが「どれくらい真面目にやるか」です。

完璧に管理して、●月●日に全員のご自宅に確実にお届けします。
みたいなサービスをめざすのか。
わ~、間に合いません。発送手伝ってくれる人急募~(泣)
みたいなサービスをめざすのか。

実は近年、後者のような頼りないサービスの方が
ファンとの絆を深めることができるのがわかってきています。

 

「スナックする」

なんて呼ばれているのですが、
スナックのママが、みんなを盛り上げようとして
がんばった挙句酔いつぶれ、お客さんが閉店後片付けをする

そんなスナックの方が愛され
お客さんがまた来るのです。

 

最低限のサービスが不自由なくありふれた現在
お客さんの求めるものが
ほかでもない「自分が」そこにいる意味合いであるとか、
誰かのために「自分が」貢献する没頭といった高次元なものに
変化しているということがわかってきています。

 

ファンが時間を落としていく場の提供

「時間節約型」サービスと「時間消費型」サービスが
あると言われていて、
一見、自分の大事な時間を使わせないサービスに需要があるように見えませんか?

でも、本当にそうでしょうか?

人は生活に余裕ができると、なぜ犬を飼うのでしょうか?
実はすべてのものが当たり前のようにあるこの時代に
人は有意義に時間を消費できるものを求めています。

 

時間節約型とは、言い換えると便利用品です。

食事を短時間で済ませることができるコンビニや牛丼店。
こういったサービスに、深いファンは付きにくいです。
より便利なものができたら乗り換えます。愛がないからです。

ファンクラブがめざすところは、
自分が世話をしないと心配になっちゃう赤ちゃんです。

 

ファンクラブの作り方

ど直球に、ファンクラブの作り方に入ります。

 

ファンクラブは、決済の仕組みと活動場所があれば一瞬でできます。
お店を見つけて割勘をすれば飲み会が成立するのと同じです。

決済についても、活動場所についても
私の考える最大の決めては
スピードと意思決定の反映が簡単であることです。

 

ファンクラブの決済

ファンクラブの決済の場合、
月額継続課金ならCAMPFIREのファンクラブ型、
年会費一括ならBASEが便利です。

クレジット決済もできます。

 

箕輪編集室は、CAMPFIREを、
はあちゅうさんの期間限定コミュニティはBASEを
使っていますね。※受付は終了しています

 

ファンクラブの活動場所

ファンクラブの日常的な活動の場所はSNSを活用します。

メールマガジンのような日々送られてくるものも
昔から根強いですが、1対nの構造よりも
n対nの構造に持って行くことをおすすめします。

 

私の身の回りのうまくいっているコミュニティの活動場所は
大きく分けると
・Facebookグループ
・オリジナルのSNSを開発

この2種類です。

私はこれから始めるのであれば
Facebookグループの一択だと考えています。

Facebookはすでにある枠組みに入居するマンションタイプ。
オリジナルのSNSは持ち家一軒家だと考えてください。

高次元の理念やこだわりを示したとしても
結果として出てくるアウトプットに
現状は大差ないので、すぐにでもスタートできるFacebookのメリットは大きいです。

 

滞在時間が増すことと
グループの人同士で仲良くなって他へ移らないため
Facebook本体がグループには力を入れており
驚くほどのスピードでアップグレードを繰り返しています。

もちろんこれからも、改善が期待できます。

 

風呂敷をたたむ人を見つけよう

「ここに行きたいと旗を立てる人」と
「それならこうすればいい!と道をつくる人」と
2種類いるとファンクラブは安定します。

これを最近では
風呂敷を「広げる人」「たたむ人」と
呼んでいます。

 

通常ファンクラブであれば
ファンになる対象のカリスマが
ぶっ飛んだ暴走をする「風呂敷を広げる人」。
実際にファンクラブを運営する管理人が「風呂敷をたたむ人」
となることと思います。

カリスマになる人は、強烈な個性や才能で
勢いよく飛び出す役目を担います。

だから数字的に成立するのか?
そのままやるべきか?修正すべきか?
なんて考えている暇はないはずです。

カリスマは実現できるかどうかなんて考えちゃダメです。
そうじゃないとバランスの取れた普通の人であり
魅力的ではないからです。

 

あなたがカリスマ役であるならば
風呂敷をたたむ人を見つけましょう。
あなたが全体に目が届き器用であるならば
風呂敷を広げる人を見つけましょう。

ファンクラブはこの二者が入れば成立します。

これ以上増やす必要はありません。
第三者はファンだからです。

意思決定の要素を増やして合議制にしてしまうと
ファンクラブという隔離された異常な世界ではなく
一般社会に近くなって、おもしろ味を急速に失います。

 

外から見て、カリスマの独占的な意思決定で
突き進むような見え方がするように工夫すべきです。

ファンはそれを求めて、わざわざお金を支払って入ってきてくれるのですから。

 

例えば、箕輪編集室(会員数250人)は
一夜にしてできたわけですが、
その理由は、この役割分担にあります。

こちらの動画では箕輪さん自身が誕生秘話を語っています。

youtu.be

全文脈は箕輪編集室のラジオで。

第4回 箕輪流多動力|箕輪編集室・公式|note

 

おわり