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シンゴジラの感想。自衛隊の最初の攻撃までが感情を揺さぶられる

この記事を書いた人:
水元英登(みずもと ひでと)
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【更新・2016.11.20】7月29日に公開された映画「シン・ゴジラ」はもうご覧になりましたか?近年では「ソーシャルネットワーク」以来となる生活に影響を与えるレベルの映画でした。感想の残らない映画と感想の残る映画には理由があります。

 

<もくじ>

シンゴジラみたいに語りたくなる映画はまれ

私は7月30日(土)の午前中の回で映画「シン・ゴジラ」を見ました。

映画を観終わっての感想・・・というより一番の感情の高まりがあったのは自衛隊による最初のゴジラ攻撃のシーンです。

 

自衛隊の攻撃が強くなることでゴジラの異常さがわかる

あれだけの映画の中で戦闘シーンを最初に挙げるのは、いささか子どもっぽいかもしれませんが、「怪獣映画」だからね!でも、最初のゴジラへの攻撃までのプロセスが、この映画の「ダメか否か」の生命線だったことは確信しています。

 

最初の攻撃に、あれだけ慎重になるほど自衛隊の戦闘力は高いのです。でも、それがゴジラの異常さを引き立てます。

 

難しいセリフ回しや前提はわからなくても十分に楽しめる 

上映後、一緒に見に行った友人に最初に言ったのは「これ、子どもには難しいね。」ということでした。これはそっくりそのまま、私たち自身にも難しかったということの裏返しです。

鑑賞後数日も経って、今なお語りたいことがある映画なんてとってもまれです。

今日はその「シン・ゴジラ」について語りたいと思います。

 

シンゴジラの巻き込まれていく怖さ

私たちは東日本大震災を経験したからでしょうか?

電車が止まっていて、車内がぎゅうぎゅう詰めで、ホームにまで人が溢れているシーンで、すでに私は「怖い」気分になりました。

 

 

あの場面に遭遇すると色々反省するんですよね。

なんでこんな時間まで出歩いていたのだろうとか、なんであんな遠い家に住んでいるんだろうとか、なんで今のような所得水準なんだろうとか。

 

ぎゅうぎゅうに詰め込まれる異常は日常と背中合わせだから怖い

東京に住む私たちには、地震という形で日常と隣り合わせであることで、より身近な怖さがありました。

意外にもろい、多くの人が頼りきった日常。

 

シンゴジラを語りたくなる理由

シン・ゴジラについて「難しい」と語った理由は、リアリティのためのそのジャンルの専門家による専門用語のやりとりがあったからです。

政治家だったり、自衛隊だったり。法律の文章だったり、武器の名前だったりです。

 

普段は後ろで守られている偉い人も前線に立たされる緊迫感 

でもそれは、意味のないTシャツのアルファベットみたいなもので、雰囲気だけ飲み込めば話の本筋がわからなくなることはありません。

むしろ、その “難しさ” が、立場や時間の経過に対する切迫感の尺度になっていました。

階級や、いかに前線に近いかによって当事者意識にも差が生まれます。そして、事態の深刻さが時間の経過とともに明らかになるにつれて、立場が上の “守られた” 人たちも本気になっていく感じが、これまた怖かったです。

 

日本人だから、分かり合える前提が多い映画 

シン・ゴジラを語りたく理由の1つは、そういう意味でわかりやすく、最後まで脱落せずに見れた映画だから相手も全部見てくれていて共通認識を持って話ができると感じているからなのでしょう。

 

シンゴジラの世界観を理解するには?

シン・ゴジラは「エヴァンゲリオン」との関連が公開前から積極的にプロモーションされていました。

私はエヴァンゲリオンについて知識もなく、一応、下のような動画で予習した程度です。

 

www.youtube.com

なので、上級者向けの気の利いた話はできないのですが、

虚構」のように思われた出来事が、「現実」に起こったら?という怖さを突きつけらえた感覚です。

 

想定外は虚構のように現実になるまではバカにされる 

それは例えば「UFOの奇襲!?」かもしれませんが、「富士山の噴火!」であればぐっと現実味が増します。私たちは「想定外」と否応なしに突きつけられる非常事態警報をすでに経験しているではありませんか。(「テロンテロン♪」という緊急地震速報の音)

私にとっては、電車と人で溢れるホームのシーンが「現実と虚構」の境目だったように思います。

 

今日も同じ空の下で、「IS」だったり、「AI(人工知能)」だったり、「FUKUSHIMA」だったり、様々な立場の人たちの思惑の中で「人為的」だったり「ほぼ人為的」だったりで物事が動いているわけです。

私たちが「その時」を知った時にどんな感情で受け止めるのか。

 

ゴジラは日本人が怖いものを象徴している 

ゴジラとは日本人が恐れるものの隠喩であるという記事を書かせてもらいました。

警告:この記事はネタバレを含みます

 

 

シンゴジラ感想 まとめ 

最後に映画『シン・ゴジラ』の感想のまとめます。

  • 最大の見所は自衛隊によるゴジラへの最初の攻撃まで
  • 現実と背中合わせにある虚構による巻き込まれいく怖さが楽しい
  • ゴジラは日本人が怖いものの具現化である

 

明日もまた今日と同じ朝が来るのか。そんな当たり前を、再度考えさせられる機会を得ることができました。

 

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おわり

 

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